当家の由来

町家茶屋 古伊
江戸初期、古服の再生を生業とする古服屋(古手屋)に始まり、幕末から明治期には材木木挽き商を、その後昭和期にかけて酒造業・酒卸問屋を営み、現在の「茶屋」に至ります。

初代古服屋伊兵衛(元禄15年、1702年没)は古服屋六兵衛の孫仝六右衛門の二男で八代まで伊兵衛・伊平を襲名し(弘化5年、当家萬覚帳による)、当時からの屋号「古伊」の由来ともなっています。現家屋は、今井町に隣接する当家菩提寺、五井の「称名院」に残る初代伊衛に関する記述や当時の建築手法、当家に残る古文書その他の遺物から18世紀前半に建
てられたものと思われます。

その後13代にわたり修理・修復(特に江戸後期の大修理、近くは平成9年の「茶屋」開業のための部分修理)を重ねているものの基本的には当初の姿を留めています。代々の住居に対する思い入れを折に触れ実感し、その度に愛着と味わいが深まります。「物を大切にすることはそれらを活かすこと」という信条の下、出来る限りこの姿を保ち続けたいと考えています。
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